知り合いからのご紹介でご縁となりました。

良い工事となるよう全力で頑張ります。

まずは着工前の様子からご覧ください。

 

外壁の一部に塗膜の膨れが見られました。 コロニアル屋根も塗膜がほとんど残っていないような状態でしたので早急な塗り替えが必要です。
破風板は木製ですが腐食して一部には穴が開いてましたので塗装だけではなく下地造りが必要です。 軒樋の勾配がうまくとれておらず雨水が溜まり、支え金具も錆びており交換した方がよい状態でした。

 

工事に取り掛かっていきます。まずは高圧洗浄しました。 サイディング外壁に密着していない既存塗膜をヘラ等の道具を使って剥がしていきます。
外壁の剥がれた部分に浸透性タイプの下塗材を先に補修塗りしました。 出窓庇と壁との取り合いの部分が一部心配なところがありましたのでコーキングを打つことにしました。
変性シリコンコーキング材を打設。 下地拵えが済み、養生をしたところでいよいよ塗る作業に入ります。上裏を塗る塗料は日本ペイント製「ケンエースGⅡ」で色はN-90です。
上裏を塗っていきます。「ケンエースGⅡ」は既存塗膜が良好であれば下塗り不要で塗れる塗料ですので2回塗りになります。上塗1回目を塗っていきます。 上裏を上塗2回目を塗り仕上げていきます。
外壁を塗る下塗材は日本ペイント製「パーフェクトサーフ」です。微弾性の適度な厚みがつく窯業サイディング用の下塗材です。 「パーフェクトサーフ」を均等な厚みを得られるよう慎重に塗っていきます。
外壁の上塗材は日本ペイント製「ファインSI」で色はN-90です。2液タイプの弱溶剤系シリコン樹脂塗料になります。 「ファインSI」で上塗1回目を塗っていきます。
上塗2回目を塗り仕上げていきます。塗りムラがでないよう気をつけて作業しました。 F・T様邸の一番の難所である破風板の修繕に取り掛かります。まずは腐食している既存木製の破風板を撤去していきます。
撤去した破風板と同じサイズに新しい木材をカットし、嵌め込むための溝をしゃくって作ります。ただ嵌めればいいというものではなく溝の深さや幅も微妙な調整が必要ですのでそれなりに手間がかかる作業です。 新たな木材を嵌めステンレス釘で打ち込みました。
替えた木製破風板の上に塗装をしても再度剥がれてくる可能性もあるので劣化部分のみ、この上にサイディング板を重ね貼りしました。 サイディング板を重ね貼りしこの後、継ぎ目には変性シリコンコーキングを打ちました。サイディング板がかなり重く3人がかりでなんとか屋根まで持ち上げました(^^;)
劣化していない木製破風板には日本ペイント製「ファインウレタン弾性タイプ」で色はN-90を使用します。 「ファインウレタン弾性タイプ」を塗っていきます。2回塗りで仕上げました。
パイプの固定金具も一部が塗装ではどうしようもない状態でしたので交換します。錆びついて取れなかったのでサンダーで切断して撤去しました。 錆びにくいステンレス製の金具を取付けました。
雨戸は2回塗りで仕上げました。 屋根の板金部分に錆止め塗料を塗っていきます。
コロニアル屋根の下塗材は日本ペイント製「サーモアイシーラー」を使用。 「サーモアイシーラー」を塗っていきます。下塗材でありつつも遮熱性能がある優れものです。
コロニアル屋根の上塗材は日本ペイント製「サーモアイSi」で色はボローニャグリーン。2液タイプのシリコン塗料になります。施主様がわざわざ当店が以前施工した物件まで足を運んでくださり決めていただきました。 「サーモアイSi」で上塗1回目を塗っていきます。勾配があるため屋根足場を組んでおり、固定してあるジャッキを上げ下げしながらの作業になるのでなかなか大変です。
上塗2回目を塗って仕上げていきます。足を踏ん張りつつ頑張って作業しました。 出窓庇は3回塗りで仕上げてあります。
既存の雨樋を撤去していきます。 ステンレス製の支え金具を新たに取付したあと水糸をはります。
軒樋を取り付けていきます。 竪樋も取付します。
最後に外壁の一部モルタルに菊水化学製「シランコートL」を塗ります、水を弾く撥水材です。 「シランコートL」を2回塗りして仕上げました。塗った直後は写真のように濡れ色になりますが、乾くと見た目はまったく変わりません。

 

工事完了です。

 

 

 

 

F様へ

工事期間中、飲み物等お心遣いをいただき本当にありがとうございました。